朝の最初の一杯は、その日のテンポを決める。手に馴染むカップがあれば、それだけで少し機嫌がよくなる。この記事では、毎日使いのマグカップを選ぶときの視点を3つ紹介する。

1. 口当たりと厚み

縁の厚みは飲み口の印象を大きく左右する。薄すぎると繊細だが割れやすく、厚すぎると重く感じる。日常使いなら中庸を目安に。

2. 取っ手の形状と重心

取っ手は指2〜3本が自然に入るサイズだと握りやすい。満杯時の重心バランスも確認しておくと、こぼれにくい。

3. 素材と保温性

陶器は温かみがあり、磁器は軽くて丈夫。二層構造は冷めにくいが、そのぶん重くなる。使う場面に合わせて選ぼう。

まとめ

「何を飲むか」と同じくらい「どんな器で飲むか」も体験の一部。毎朝触れるものだから、ちょっとだけ自分に合う基準を決めておくといい。